個別セッションに関する注意事項

1.
自分の心にちゃんと向きあうという作業は、穏やかにではありますが、自分の内にある不安定なところ、柔らかく傷つきやすいところに触れていくことです。それはこれまでフタをして見ないようにしていたものかもしれず、それに目を向けることはあなたにとって苦しいことかもしれません。そのような部分には豊かな可能性が満ちていることも多いのですが、それに向きあう作業をする中で、一時的に不安定になったり、つらくなったりすることがあります。
フタをしておく必要がある場合もありますし、私の方で無理にフタをこじあけるようなことはしませんが、個別セッションを(特に継続的なカウンセリングを)申し込まれる際には、今、自分の内にあるものに向きあいたいと思うかどうかを、今いちどご自分の胸の内に確かめてみることをお勧めします。

2.
あなたの状態によっては、申し込みをお受けできないこともあります。状況によって、医療機関など他の機関をお勧めする場合もあります。これは、私のように個人でおこなっている枠組みでは、現在とても不安定で危うい状態にある方や、非常に重くしんどいものを抱えている方に対して、必要なサポートを提供できないからです。