少しずつ書いていこうかと。

ブログをしばらく書いていなかった…というか、実質的に書きはじめていないまましばらくほうっていました。

まずは固定ページを充実させて…などと思っていましたが、ここのところ少し忙しくなったこともあって、まずは気軽に、少しずつ、ブログを書いていこうかと今は考えています。

フォーカシングについて思っていることを少しずつ書いていくことが、結果的にフォーカシングのていねいな説明ということになっていた、というふうになればいいなあと思っています。

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最近はマインドフルネスという言葉が注目されるようになっていて、心理の領域の人間ではない人たちの関心も集めているようです。私もマインドフルネスには関心があります。デヴィッド・ロームという方が(8月に来日もしました。地味だけれど個人的にはとても好きで、シンプルで自然な思慮深さを湛えた人でした)「マインドフル・フォーカシング」という本を書いていて、フォーカシングとも似た部分があります。この流れで、フォーカシングに興味を持ってくれる人も増えるといいなあ、と思いますが…どうかな。

 楽天ブックス:マインドフル・フォーカシング

マインドフルネスは、いろんなこと(今自分が感じていること)にシンプルに気づく、気づいてその中に自分自身としてしっかりいる、ということをちゃんとやっていきましょう、ということですね(元は仏教の瞑想から来ています。禅僧の藤田一照さんがマインドフルネスをテーマにお話をされたりしていますね)。フォーカシングも、今自分が感じていることに気づくプロセスですが、自分自身と穏やかに対話するということが中心になります。マインドフルネスはフォーカシングの世界を広げてくれるように思いますし、フォーカシングはマインドフルネスに、なんというか、そこに意味を見出していくとか、日常の中の気持ちの動きに関わっていくとか、そういった次元を加えることができるように思っています。